手作りの育毛剤(アロエ育毛剤)の作り方と効果を紹介!

手作りの育毛剤(アロエ育毛剤)の作り方と効果を紹介!

「最近、髪が薄くなってきた」という方の中にも育毛剤の購入には否定的な方も数多くいます。その理由として「高すぎてメーカーに搾取されてるのでは?」という不安がよく挙げられるのですが。そんな方は、育毛剤を手作りしてみてはいかがでしょうか?

「育毛剤なんて手作りできるの?」と思われる方も多いかもしれませんが、古来から人間は多くの薬を自らの手で生み出してきました。その中には化学的に作り出されるものもあれば、薬草から得られるエキスを抽出して作られるものも存在します。さすがに前者を手作りするのは難しいですが、自然由来の成分であれば自分で抽出することも十分可能です。

手作りなら天然由来の成分だから安心できます。この記事では、手作りの育毛剤として話題になっているアロエ育毛剤の作り方をご紹介します!

アロエの人体への効果とは?手作り育毛剤に使うのは何故?

アロエはアフリカ原産のトゲトゲした葉が特徴的な多年生多肉植物です。古代エジプト時代には薬用として栽培されていたほど由緒ある植物で、現在でもその成分は医薬品だけではなく健康食品や化粧品などさまざまな分野で利用されています。

利用法は内服と外用の両方があり、外用での使用では、痛みや抗炎症、やけどの回復など様々な効果が示唆されています。さらに損傷した組織にしみこむと、毛細血管を拡張させることで傷への血液の供給量を増加させる効果が研究で判明しています。

一方、内服での薬効成分として有名なのはアロインです。アロインは大腸の粘膜を刺激し、便秘改善に効果があるとされています。アロインは体内で活性の低い状態で配糖体として取り込まれ、腸内細菌によって活性が高いアロエエモジンとなります。これが、排便を促すとされているのです。

さらに、ある種のアロエには育毛効果があることが研究により判明しています。そのため手作り育毛剤にはアロエが使われることが多いのです。そのアロエとはキダチアロエ。次項ではキダチアロエも含んだアロエの育毛効果について解説します。

手作り育毛剤に最適?アロエに宿る育毛に有用な効果とは?

2014年8月30日~31日に行われた和漢医薬学会学術大会で発表されたのは「キダチアロエエキスに育毛効果を確認」という研究です。「医者いらず」と呼ばれる家庭の薬草として親しまれてきたキダチアロエですが、その作用に頭皮に必要な1型コラーゲン(頭皮の弾力性や保水性に関連するタンパク質)の産生促進やVEGFタンパク質などのヘアサイクルに関連する因子の発現を促進する作用があることが研究で判明したのです。

研究の結果は1つ。

・培養したヒト繊維芽細胞(1型コラーゲンを生産する)にキダチアロエエキスを添加したところ、濃度に依存して1型コラーゲンの生産量が増加したことを確認。
・毛乳頭細胞細胞にキダチアロエエキスを添加したところ、VEGFタンパク質、FGF-7遺伝子、HGF遺伝子、IGF-1遺伝子の発現が促進されたことを確認。
・マウスの毛を刈りキダチアロエエキスを塗布したところ、比較対象よりも毛の成長が早かったことを確認。

以上の様なことが確認できました。

さらに、アロエに含まれるアロインという成分も育毛には欠かせません。アロインは男性型脱毛症AGAの主因であるジヒドロテストステロンを生産する5αリダクターゼの活性を抑制する効果があります。アロエエキスを頭皮から吸収させることで、毛包周辺にある5αリダクターゼの活性が抑制されると、ジヒドロテストステロン量が減り、薄毛の進行を食い止めることになるのです。

また、前項で解説した外用薬としての効果も、育毛には欠かせない働きと言えるでしょう。皮膚炎は頭髪の大敵ともいえる症状です。アロエの抗炎症作用によって炎症が抑えられることにより、頭皮の炎症による抜け毛は減少するでしょう。毛細血管の拡張作用も忘れてはいけません。血管は人体に栄養を運ぶインフラの様なものですから、頭皮に塗ることで毛細血管を拡張させるアロエのエキスは頭皮全体に栄養を行き渡らせるために大切な作用です。

ヘアサイクルの関連遺伝子によるヘアサイクルの正常化、ジヒドロテストステロン減少によるAGA対策、抗炎症作用や血管拡張作用による頭皮環境の向上。このことからアロエエキスは、抜け毛から頭皮を守る、防御に特化した育毛効果を持っているということがわかります。では、育毛に効果的なアロエエキスをどうやったら自らの手で抽出できるのでしょうか?次項ではいよいよ手作り育毛剤の作り方を紹介します!

手作りアロエ育毛剤!カンタン作成方法!

さて、さっそく手作りアロエ育毛剤を作っていきましょう。準備するのはキダチアロエの生葉のみ。アルコールを使用しないため、頭皮の刺激が少ない育毛剤を作ることができます。また、生葉を丸ごと全部使用するので、キダチアロエに含まれる有効成分を余すことなく全て活用できるのもポイントです。

1.キダチアロエをジュース状にします
まずは、キダチアロエをジュース状にしましょう。おろし金でおろすのもいいですが、カンタンなのはミキサーを使用する方法です。できるだけ多くの生葉をミキサーに入れ、後は液状になるまでミキサーを回すだけ!

2.ろ過する
大根おろしの様に細かくなった部分を清潔な布などを使ってろ過します。育毛剤として使用するのは液体の部分のみですが、絞りカスはろ過した布で包んで入浴剤にすることもできます。

3.煮沸する
アロエエキスを抽出したら、それを煮沸しましょう。約30分間の煮沸により雑菌が滅菌されるためアロエ育毛剤は日持ちするようになります。また、発生したアクをていねいに取り除くことで針状結晶やシュウ酸カルシウムによるかぶれから頭皮を守ることができます。

4.使う
完成したアロエ育毛剤を冷まして化粧水用のスプレーボトルへ入れてください。これを毎日シャンプーの後に頭皮に吹きつけ、しっかりとマッサージをしながらもみこんで下さい。

5.保存方法は?
常温保存だと雑菌が繁殖してしまいますので、使用するとき以外は冷蔵庫で保管するようにしましょう。冷蔵庫で保存しても使用は2週間が限度です。雑菌が繁殖した育毛剤は使用すると逆効果になってしまうので、消費期限を記載するなどして忘れないようにしましょう。

アロエエキスは雑菌の繁殖の他にも酸化によって成分が駄目になってしまうこともあります。酸化しているかどうかの判断は色の濃さで見ることができます。出来立てに比べて明らかに色が濃くなっている場合は酸化している可能性が高いので、すぐに廃棄しましょう。

また、冷凍することで長期保存も可能です。2週間で使いきれる量に小分けし、使う前日に解凍して使えば、長期にわたって使い続けることができます。ただし、解凍は常温やレンジを使わずに冷蔵庫の中で自然解凍させるようにしましょう。

まとめ

・市販の育毛剤は高額なので、金銭面が気になる方は手作りアロエ育毛剤がオススメ
・アロエは古代エジプト時代から薬用として栽培されてきた植物。
・キダチアロエエキスには1型コラーゲンやヘアサイクル関連遺伝子の発現など育毛に効果的な働きがあることが確認された。
・手作りアロエ育毛剤は、キダチアロエの生葉をミキサーにかけてろ過し、煮沸させることでカンタンにできる。
・消費期限は冷蔵庫保管で2週間。期限を過ぎたら速やかに破棄すること。

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