薄毛や抜け毛が悪化する原因

薄毛悪化の原因は日常生活にあり

薄毛は、遺伝の影響を大きく受けているといわれています。具身体的に薄毛に関連する遺伝子は特定されていませんが、その遺伝因子を受け継ぐことにより、将来薄毛になりやすいかどうかが決定してしまいます。このとき、薄毛のリスクが上昇するのは、遺伝因子を2つ以上受け継いだ場合です。しかし男性の場合は1つでも薄毛のリスクが上昇するため、薄毛は男性に多い症状となっています。
このような遺伝による薄毛のことを、AGA(男性型脱毛症)といいます。

しかし、薄毛の症状が現れる原因はAGAだけではありません。ほかにも様々な原因が考えられ、遺伝ではなく後天的な理由で薄毛になっている人も多くいます。つまり、逆にいえば、このような原因を排除することができれば、薄毛の悪化を食い止めることもできるということです。
以下、日常生活に潜んでいる、薄毛を悪化させる原因をいくつかご紹介します。

ストレスが髪の毛の栄養不足を誘発する

原因

現代は「ストレス社会」といわれており、多くの人は生活のあらゆる場面でストレスにさらされています。そして、このストレスが、薄毛を悪化させる原因の一つに。
強いストレスを受けると、自律神経のバランスが崩れます。
自律神経とは、胃や腸など自分の意思では動かせない部分を動かしたり、身体の1日の活動サイクルを整えたりしてくれる神経のこと。自律神経は緊張を司る交感神経とリラックスを司る副交感神経から成りたっており、昼間には交感神経が、夜間には副交感神経が活発に働くことで身体の1日のサイクルを作っています。
しかし、ストレスを受けて自律神経が乱れると、昼に集中力が持続しなくなったり、夜眠れなくなったりといった不調が現れます。そのため、身体はストレスを緩和しようと、「カテコラミン」というホルモンを分泌しますが、このカテコラミンには血管を収縮させる作用があるため、十分な血流を保持しようと交感神経が強く働くようになります。そうすると胃腸の調子が悪くなり、消化・吸収の効率が下がって身体は栄養不足に。
さらに、血管が収縮していることも手伝って、身体の末端である髪の毛へは十分な栄養が届けられない状態になってしまうのです。これが、ストレスによって薄毛の症状が悪化する理由です。

ストレスによる薄毛を回避するためには、ストレスをできるだけ排除した生活を送ることが大切です。早寝早起きを心がける、適度な運動をするなど、ストレスを溜めないように気をつけましょう。

食生活の乱れが薄毛を悪化させる

薄毛の症状の悪化を食い止めるためには、食生活を改善させることも大切です。
髪の毛は、タンパク質でできています。そのため、丈夫な髪を育てるためには、食事からタンパク質を多く摂ることが欠かせません。タンパク質は肉や魚から摂取できますが、肉は脂分が多いため、食べすぎると皮脂の分泌量が増え、かえって薄毛の症状の悪化に。ですから、良質なタンパク質の摂取のためには、魚を多く食べるようにしましょう。また、大豆も良質なタンパク源です。納豆や豆腐、きなこなど加工品も多い食材ですので、毎日1品は大豆料理を食べるようにしましょう。

ミネラルを多く摂取することも、薄毛の悪化を防ぐためには大切です。
特に必要なのは、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB6。亜鉛は牡蠣などの貝類や卵黄に多く含まれています。また、ビタミンAはシソやニンジン、パセリなどの緑黄色野菜に、ビタミンB6はマグロやカツオなどの魚やにんにくに多く含まれています。これらのミネラルを摂取することで、頭皮に潤いを保たせたり、タンパク質を効率よく摂取したりできるようになります。

タバコは血管を収縮させ、男性ホルモンも増やす

喫煙は、肺がんをはじめ様々な疾病のリスクを高める行為としてよく知られています。また、薄毛も、喫煙により悪化する症状の1つです。
タバコに多く含まれているニコチンは、血管を収縮させる作用があります。こうなると上記ストレスの例と同じように、栄養素が髪の毛へ十分に届かなくなります。

また、ある調査により、喫煙が男性ホルモンを増加させることがわかっています。男性ホルモンの過剰分泌はAGAの原因のひとつ。つまり、喫煙によって男性ホルモンの増加、AGAの症状が進み、薄毛へとつながってしまうのです。もちろん、男性だけではなく、喫煙をしている女性にも同じ症状が現れる可能性があるといえます。

間違った頭皮の手入れが症状を悪化させる

ストレスを避け、食生活を改善し、喫煙を辞めたとしても、それで十分というわけではありません。中には、「頭皮に良い」と思ってやっていたことがかえって症状を悪化させている可能性も考えられます。薄毛の悪化を食い止めるためには、ヘアケアの正しい知識を身につけることが大切です。

シャンプーは、むやみに洗浄力の高いものを選ばないようにしましょう。刺激が強すぎたり、必要な皮脂も洗い流してしまったりして、脱毛の原因となる可能性があります。頭皮が炎症を起こしている状態なら、石鹸シャンプーやアミノ酸シャンプーなど、刺激の少ないタイプのシャンプーを使用しましょう。
洗うときは、強くこするのではなく、指の腹で丁寧に汚れを落としていきます。このとき、シャンプーの洗い残しに注意しましょう。シャンプーの成分が残ってしまうと、その残りが毛穴を塞ぎ、外に出るはずの皮脂が毛穴に溜まって栄養が行き届かなくなります。

頭皮のケアには、育毛剤も併せて使っていくと効果的です。
とはいえ、育毛剤にも多くの種類があります。高い育毛効果を謳っている育毛剤や、多くの人から支持を得ている育毛剤を使えば間違いないと思いがちですが、大切なのは自分に合った育毛剤を使うことです。
例えば、男性ホルモンの1つである「5aリダクターゼ」を抑制する効果のある育毛剤。これは、主に遺伝によるAGAに使われる育毛剤で、ストレスや生活習慣の乱れにより薄毛になっている人にはあまり効果がありません。
また、この他にも皮脂の分泌を抑えて老廃物を除去してくれる育毛剤や、直接頭皮に栄養を送り込むタイプの育毛剤も。自分の薄毛の症状に見合った育毛剤を適切に使用することが大切です。

育毛剤を選ぶ際は、ニオイに着目するのも大切。日中使用する際は、無臭の育毛剤を選ぶと周囲の目を気にしなくて済みます。夜寝る前に使用する育毛剤は、ニオイはあっても効果の高いものを。このような使い分けもおすすめです。
生活習慣を整え、正しいヘアケアを継続し、薄毛の症状を改善させていきましょう。

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