クリニックで治療を受ける前に知ろう!薄毛治療法とメリット

クリニックで治療を受けるなら知っておきたい!薄毛治療法とそのメリット

「薄毛治療はお医者さんで」のフレーズで有名なコマーシャルの効果もあり、薄毛治療でクリニックを受診する人も増えてきました。ただ、一言で薄毛治療と言っても、クリニックにはさまざまな治療法があります。そのため、自分の薄毛症状に適した治療法を選択しないと、思ったような薄毛治療効果が見られない場合もあります。

今回の記事ではクリニックで受けることができる代表的な薄毛治療法を紹介し、そのメリットについても触れていきます。薄毛治療法の内容とメリットを押さえることで、自分に合った治療法を簡単に選ぶことができるようになります。では、さっそく見ていきましょう。

一番お手軽!薄毛に悩み始めたらまず試すべき投薬治療

薄毛治療のためにクリニックを受診した場合、ほとんどのケースでAGA治療薬を用いた投薬治療が選択されることになります。AGAは「男性型脱毛症」と呼ばれる症状で、男性の薄毛の約90%はこのAGAが原因になっていると言われています。AGAの原因となるのはDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる物質です。このDHTは男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼ酵素が結びつくことにより発生します。DHTが髪の毛を作る細胞の働きを阻害することにより、薄毛症状が進行していくのがAGAです。

投薬治療で使われるAGA治療薬の代表的な成分はフィナステリドとミノキシジルです。フィナステリドにはDHTを生成するもとになる5αリダクターゼ酵素の働きを抑える力があります。また、ミノキシジルには血行を促進して髪の毛を作る細胞への栄養供給を増やすことで、髪の毛の生成を促進する力があります。

AGA治療薬による投薬治療は最も治療費が安いクリニックで月額5,000円程度、高いクリニックでも1万円程度です。市販の育毛剤は定期コースなどの割引制度を利用しなければ、1万円を超える価格帯になるものも多く見られます。したがって、投薬治療はAGA治療薬のお金以外に診察代がかかることを考えても、その負担額は市販の育毛剤と同等程度です。

ただ、AGA治療薬、特にフィナステリドを用いた投薬治療の治療効果は高く評価されています。AGA治療の治療方針をまとめたものが「男性型脱毛症診療ガイドライン」です。これによると、フィナステリドのAGAに対しての治療効果は「A(行うよう強く勧められる)」という最高の評価になっています。

治療にかかる費用は市販の育毛剤と同等程度で、高い治療効果が期待できるというのが、投薬治療のメリットです。

薄毛を早く治したい!そんなあなたが受けるべき頭皮注射治療

クリニックでの薄毛治療の基本は投薬治療です。投薬治療でも薄毛改善効果は期待できますが、より高い薄毛治療効果を求める場合、頭皮注射治療を選択することもできます。頭皮注射治療というのはその名の通り、頭皮に直接育毛に効果がある成分を注射する治療法です。注入する成分の違いによって、Harg療法、BENEV療法、育毛メソセラピーといった名前の違いがあります。ただ、いずれの治療法においても、最近は成長因子と呼ばれる髪の毛を作る細胞の細胞分裂を促す成分が配合されるのが主流です。この頭皮注射治療を受けるメリットは3つあります。

・副作用がない
・若い人の薄毛症状の改善に特に効果的
・女性でも受けることができる

まず、副作用がないという点についてです。上記で紹介したフィナステリドは前立腺肥大症の治療薬、ミノキシジルは高血圧の治療薬を育毛剤に転用したものになります。したがって、服用するなかで精力減退・頭痛・火照りなどの副作用が発生する可能性があります。これに対して、頭皮注射治療にはこのような副作用が生じる心配はありません。

また、髪の毛を作る細胞の細胞分裂を促す頭皮注射は、細胞分裂が活発な若い人にはより高い発毛効果が期待できるとされています。

加えて、投薬治療との大きな違いは女性にも適用できる治療法であるということです。投薬治療は先ほど述べたように副作用の存在が報告されています。特にフィナステリドは妊娠中の女性の胎内に入ると、胎児に深刻な障がいが出る可能性が報告されており、女性への処方は厳禁です。これに対して、頭皮注射治療は女性に行っても、副作用の心配がない治療法とされています。女性の薄毛治療にも適用できるというのがこの頭皮注射治療のメリットです。

一気に髪の毛を増やせる!薄毛治療の最終手段である植毛手術

投薬治療・頭皮注射治療はいずれも髪の毛を作る細胞が活動を維持しているときには高い効果が期待できる治療方法です。ただし、薄毛症状が進行すると、髪の毛を作る細胞自体がその働きを停止してしまう場合があります。この場合、選択されることが多い治療方法が植毛手術です。

植毛手術は、自分自身の側頭部・後頭部の髪の毛を頭頂部や生え際といった薄毛が進行している箇所に移植するというものです。植毛手術にはFUE法・FUT法・ARTAS法といったさまざまな技法があります。

ちなみに、植毛手術には投薬治療・頭皮注射治療にはない大きなメリットが2つあります。

・すぐに薄毛を改善できる
・一度植毛に成功すればAGA治療薬を飲み続ける必要はない

植毛には自分の毛を移植する自毛植毛と人工で作った髪の毛を移植する人工毛植毛があります。人工毛植毛であれば、大量の毛を植えることができるので、植毛手術をしたその日からふさふさの状態になることも可能です。

また、投薬治療や頭皮注射治療はいったん治療が完了しても、再び男性ホルモンが活性化してAGAが再発するケースがあります。このAGAの再発を防ぐために、フィナステリドのようなAGA治療薬を飲み続ける必要があります。これに対して、人工毛はもとより、自毛植毛で使う側頭部や後頭部の髪の毛も、DHTの影響を受けないという特徴があります。したがって、AGAの再発予防のためにAGA治療薬を飲み続ける必要はありません。これも植毛手術の一つのメリットです。

ここまで投薬治療・頭皮注射治療・植毛手術という3つの治療法のメリットについてみてきました。3つの治療法のメリットをまとめると下記のようになります。

・投薬治療は低コストで高い発毛効果が期待できる
・頭皮注射治療は副作用がなく、女性・若者に高い発毛効果が期待できる
・植毛手術は薄毛の改善に即効性があり、術後にAGA治療薬を飲み続ける必要性がない

薄毛治療のためにクリニックを受診するなら、上記の記事を読んでそれぞれの治療法のメリットを確認しておきましょう。そして、それを踏まえた上で、自分の薄毛症状に最も効果的な治療法を選択しましょう。

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