赤ちゃんの後頭部ハゲはなぜ起こる?原因を解明して対策を!

赤ちゃんの後頭部ハゲはなぜ起こる?原因を解明して対策を!

赤ちゃんは寝ている状態から徐々に寝返り、ハイハイなどと動きが活発になっていきます。そんな赤ちゃんを見ていてふと気になるのが薄くなっている後頭部。寝ている時にはわからなかったけれど、体を起こすようになって見えてくることが多いです。では、なぜ赤ちゃんは後頭部がハゲになりやすいのでしょうか?体の動かし方や癖なども関係しているのでしょうか?起きた時に薄くなっている部分が見えないように、後頭部ハゲの原因を解明して対策を取っていきましょう。

赤ちゃんの後頭部ハゲが起こる3つの原因とは

 赤ちゃんの後頭部ハゲが起こる原因としては、主に3つが考えられます。その3つの原因について順に説明をします。

1 新生児生理的脱毛

 赤ちゃんの後頭部にハゲができる1つ目の原因として、新生児生理的脱毛が挙げられます。新生児生理的脱毛はどの赤ちゃんにも起こる可能性があり、心配のない脱毛です。赤ちゃんは生まれた時に生えている髪の毛が、生後半年程を目安に生え変わります。この生え変わりの際にたくさん髪の毛が抜けて、お母さんやお父さんが薄毛かもしれないと気づくケースが多いのです。

 抜ける髪の毛が多くなり、髪の毛が休止期を迎えることとも重なってハゲてきていると感じてしまいます。これは一時的な脱毛なので、しばらくするとまた新しい髪の毛が生えてくるので心配はいりません。

2 乳児期後頭部脱毛

 後頭部のハゲが目立つなと感じたら、乳児期後頭部脱毛の可能性があります。赤ちゃんの抜け毛においてはよく見られる症状となっており、実際には多くの赤ちゃんが経験しているのです。

 赤ちゃんは自分で動けない期間、仰向けで寝かされていることが多いです。そうすると自然と後頭部が枕やタオル、シーツについている時間が長くなります。ちょうど枕などに当たる後頭部の髪の毛が薄くなる状態を乳児期後頭部脱毛といいます。赤ちゃんは寝かされているものの顔を少し動かすなどして動くことも多いため、このような動作を繰り返しているうちに摩擦が生じて後頭部だけがハゲになってしまうのです。

 特に生後半年くらいまでの赤ちゃんに、乳児期後頭部脱毛がよく見られます。その後自分で体を動かせるようになり、仰向けの状態ばかりではなくなると、後頭部のハゲも改善されていきます。

3 脂漏性湿疹による抜け毛

 ここまで紹介した新生児生理的脱毛と乳児期後頭部脱毛は赤ちゃんにおいてよく見られる抜け毛の種類でしたが、まれに脂漏性湿疹による脱毛を起こすこともあります。赤ちゃんはお母さんのお腹から出てきてから生後3ヶ月くらいまでは皮脂の分泌が活発です。さらに、新陳代謝も活発なことから皮脂が多くなりがちです。そのため、頭部に湿疹ができやすくなります。

 後頭部は髪の毛があって蒸れやすい場所でもあるため、寝かされている時に蒸れを起こしやすいです。皮脂の量と蒸れによって、脂漏性湿疹になることもあります。皮脂が毛穴に詰まって頭皮が働かなくなり、抜け毛が増えるというのが脂漏性湿疹による脱毛の特徴です。脂漏性湿疹は生後4ヶ月を迎える頃には自然と症状も治まってくるので、抜け毛も減って髪がしっかり生えてくるでしょう。

 このように赤ちゃんの後頭部ハゲやその他の脱毛については3つの種類がありました。どれも一時的なもので、成長とともに症状は気にならなくなります。

赤ちゃんの後頭部ハゲにおすすめの対策法

 赤ちゃんの後頭部ハゲはちゃんと治るのだろうかと不安になってしまいます。そこで、どんな対策を取って後頭部の薄毛を改善していけば良いのか説明しましょう。

1 ドーナツ枕を活用する

赤ちゃんグッズの中にドーナツ枕と呼ばれるものがあります。普通の枕とはちょっと違っていて、真ん中のちょうど後頭部が当たる箇所にくぼみがある仕様になっているのです。真ん中がくぼんでいることで、赤ちゃんの後頭部に必要以上の摩擦を与えずに済みます。そして、左右のどちらかに向く癖がある場合にもドーナツ枕で改善できるので、赤ちゃんの枕として1つ用意しておくと活用できると、購入する人も増えています。

 ただし、ドーナツ枕は暑い時期だと蒸れを起こしてあせもになることもあるので、季節や赤ちゃんの状態に応じて様子を見ながら使ってください。せっかくドーナツ枕に頭を乗せても嫌がるようであれば、無理にすることはありません。いずれ自然に頭の形は修正されていきます。赤ちゃんの月齢が早く、後頭部ハゲが気になる際にはドーナツ枕が向いているといえます。

2 目が覚めている時間は体を起こしてあげる

 赤ちゃんの後頭部ハゲが気になる時には、目が覚めている時間に体を起こしてあげるようにするのもポイントです。自分で起き上がることができないので、抱っこをしたり体を支えてあげたりして、後頭部に長時間負荷がかからない状態にします。そうすれば起きている時間帯は後頭部が擦れるのを予防できます。

 後頭部のハゲが気になるケースが多い生後半年前後であれば、お母さんがそばにいることが多いでしょう。赤ちゃんとのスキンシップのためにも、目が開いている時には体を起こしてあげましょう。赤ちゃんにとって寝ている時と起き上がった時とでは見える世界も違うので、周りを見て良い刺激になります。

赤ちゃんの後頭部ハゲを予防するための方法

 後頭部ハゲの対策法として、ドーナツ枕と日中に体を起こしてあげるという2点を紹介しました。この2点は主に後頭部ハゲを確認した際に用いられる方法になっています。この2つの方法とはまた別に、後頭部ハゲを予防するための方法について考えてみましょう。事前に予防法を実践することで、赤ちゃんの後頭部ハゲを起こさずに済みます。

 まず、赤ちゃんが自然と深い眠りにつけるように睡眠環境を整えてみましょう。明るくて賑やかな部屋では眠りにつくことができないので、暗めの静かな部屋に移動します。ゆったりとした気分で大人が抱っこをしてあげていると、赤ちゃんもリラックスできて徐々に眠りの世界へ入ることができます。

寝つきが悪い、夜泣きがひどい赤ちゃんは頭を振る回数が多くなるので、後頭部にハゲができやすいです。できるだけ落ち着いて眠れるような環境を作って、後頭部ハゲを悪化させないようにしましょう。

次に、比較的ケースの少ない脂漏性湿疹を防ぐために、後頭部をはじめとした頭全体を清潔に保つように心がけます。赤ちゃんは汗っかきなので、ずっと寝ているとあせもや湿疹を招きます。タオルをまめに変えてあげる、一緒にいる時は抱っこの回数を増やして起き上がらせてあげるといった対策も取ってみましょう。

また、気候の良い日には沐浴をさせてあげると汗もすっきり流せて赤ちゃんはご機嫌になります。赤ちゃんは不快な気持ちになると泣いて訴え、それが後頭部の摩擦を生じさせるので、赤ちゃんが快適に過ごせるようにするためにもケアを丁寧にしてあげましょう。

 

まとめ

 赤ちゃんの後頭部にハゲができてしまうのは、実際にこの目で見て経験しているお母さんやお父さんも多いです。後頭部ハゲは寝ている生活が中心の赤ちゃんにできやすいです。最後に今回の要点をまとめてみましょう。

・赤ちゃんに後頭部ハゲができる原因は主に3つある。新生児生理的脱毛、乳児期後頭部脱毛、脂漏性湿疹。
・後頭部ハゲ対策にはドーナツ枕の使用や抱っこで体を起こしてあげることが大切。
・後頭部ハゲを予防するには、睡眠環境を整えて、日中も赤ちゃんが快適に過ごせるように清潔を保つ。沐浴、タオルをまめに変えるなど。
・どの種類の後頭部ハゲも自然に治るものなので心配はいらない。

 いつか自然と治ってくる赤ちゃんの後頭部ハゲですが、実際になってしまったら、進行しないように予防と対策を実践してみましょう。

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