薄毛はコラーゲン不足が原因?予防・改善方法をご紹介

最近、コラーゲンを取り入れた育毛法が人気を集め、コラーゲンを補う育毛サプリメントや育毛剤が新たに発売されることが増えました。

コラーゲンと言うと、化粧品に配合される美容成分の印象が強いかもしれません。

実は、コラーゲンはタンパク質の一種で、私たちの体の20%を占めていると言われるほど重要な物質なのです。

 毛根部分のコラーゲンの役割

コラーゲンと言ってもその種類は20ほど存在し、それぞれ存在する部位や作用が違います。

薄毛の人は、コラーゲンの中でも17型コラーゲンが不足していることがわかっています。 この17型コラーゲンは、毛包幹細胞と呼ばれる部分に存在します。

 コラーゲンが不足することで薄毛になる理由 そもそも、髪は毛根部分にある毛包幹細胞という部分に存在する毛母細胞が細胞分裂することで成長しています。

2016年、東京医科歯科大学の発表により、毛包幹細胞にある17型コラーゲンが減少すると毛包が縮小し毛が生えにくくなると発表されました。

17型コラーゲンは、皮膚に毛包幹細胞をつなぎ止めるために必要な存在です。

毛根部分のバルジ領域という部分でつなぎとめているのですが、17型コラーゲンが不足することでここから離れ、組織が壊れてしまいます。

毛根部分から離れることで髪が生成されずに毛包そのものが角化という減少によってフケや垢として体外に排出されてしまうのです。

髪は毛母細胞が細胞分裂することで成長していますが、それが繰り返されると徐々にDNAが損傷します。

さらに、DNAが損傷した際に発生するエラスターゼという酵素により17型コラーゲンと幹細胞が破壊されてしまうのです。

年配者に薄毛が多いのは、今までのDNAの損傷ダメージが蓄積し17型コラーゲンが減ったことが原因として考えられています。

若く健康だと17型コラーゲンの作用でDNAを修復し、細胞が活動を繰り返すことができます。 ただ、加齢や活性酸素の増加によって17型コラーゲンが減ることで修復が難しくなると、毛包そのものが消滅してしまうのです。

コラーゲン不足による薄毛の前兆

加齢や活性酸素の増加などで17型コラーゲンが減少すると、薄毛の症状が表れます。 以下のような症状が現れたら、薄毛を意識するのと同時に、コラーゲン不足を疑ってみましょう。

 抜け毛が増えた

薄毛を実感する最も一般的な現象が抜け毛の増加ではないでしょうか。

髪を引き抜いたり力を加えたりしない状態で自然と抜けるのは、毛周期と呼ばれる髪の成長サイクルにより休止段階に入っているからです。

成長の過程で細胞分裂を繰り返す内にDNAが損傷し、17型コラーゲンが減っていくことは先程ご説明しました。

損傷のダメージにより髪を作る毛包そのものが縮小し、やがて髪が生えなくなることもあります。

すでに髪が細くなっている場合は、コラーゲンの減少による毛包のミニチュア化が起こっている可能性があります。

また、機能しなくなった毛包は垢やフケとしてはがれ落ちるので、抜け毛と同時にフケも増えたのであれば、17型コラーゲンの減少が考えられます。

1つの毛包が消滅している段階だと、他の毛包も危険な状態になっている可能性が高いので、すぐにでも薄毛対策を始めた方がいいでしょう。

白髪が増えた

白髪が増えたな、と気づいたら薄毛の進行にも注意しましょう。

髪は、色素幹細胞という部分で色素が作られ、染められています。

17型コラーゲンが存在する毛包幹細胞は、髪の色を生成する色素幹細胞を維持しています。

そのため、毛包部分がダメージを受けると、細胞の活動が弱まり、色素幹細胞が働きにくくなるのです。

色素幹細胞が働かないと髪に色が付かなくなり白髪のまま生えてきます。 白髪をただの老化現象と捉えず、薄毛の危険信号だと意識した方がいいでしょう。

頭皮が固くなってきた

薄毛の人の頭皮は血行不良やコラーゲンの減少による弾力不足によって固くなっていると言われています。

自分の頭皮の硬さを確かめるために、頭皮を指で押したり、動かしてみたりして確かめてみましょう。 頭皮が痛かったり、動かそうとしても動かなかったりするのは、頭皮環境が悪化し固くなっているサインです。

コラーゲンは肌の真皮層という部分で弾力をもたらす役割があり、真皮層の70%を占めると言われています。

コラーゲンが不足すると、弾力を失うだけでなく、乾燥しやすくなって脂分が不足することから脂性肌に傾くこともあります。

毛髪を形成する土台となる頭皮が不健康だと、弱々しい毛ばかり生えるようになります。 頭皮が、弾力があり柔らかいかどうか、気づいた時にセルフチェックしてみましょう。

コラーゲンを増やして薄毛を解決する方法

17型コラーゲンの減少は加齢により減少するものなので、急激に増えることはありません。 男性ホルモンを無くすことができないのと同じで、減少を止めることは難しいのです。

ただし、コラーゲンそのものを食事やサプリメント、育毛剤などで摂取し薄毛対策をすることができます。

コラーゲン配合の育毛剤・サプリメントを使う

コラーゲンの減少はコラーゲンを補えば解決する、という単純なものではありません。

コラーゲンを摂取するとアミノ酸に変換されて全身に運ばれるため、コラーゲンを摂取したからと言ってすぐに薄毛改善効果が現れる訳ではないのです。

コラーゲンを摂取するのであれば、コラーゲンペプチドという、より小さい分子量のコラーゲンがおすすめです。

コラーゲンは、手羽先、軟骨、牛すじなどや、フカヒレ、鮭、アンコウなどに多く含まれているため、このような食材を積極的に取るのも対策の一つです。

食事以外にも、コラーゲンを配合したサプリメントを摂取することもできますが、食事やサプリメントで摂取したとしても毛根までに届くのはごくわずかだと言われています。

そして、コラーゲンを摂取するなら経口摂取より育毛剤で直接頭皮に塗布した方が早く届くため効率的でもあります。

コラーゲンの減少を改善するためにコラーゲンを取り入れるなら、コラーゲンを配合した育毛剤を使うのが有効です。

 ビタミンC 配合の育毛剤・サプリメントを使う

17型コラーゲンが減少することの対策として、直接コラーゲンを摂取することはもちろん、他の成分によって増やすことも可能です。

コラーゲンを摂取するだけでは、活性酸素によってコラーゲンが壊されてしまうため、改善効果があまり感じられません。

コラーゲンを維持するために、コラーゲンと併せて摂取したいのがビタミンC。

ビタミンCには、17型コラーゲン等コラーゲンの生成を促す作用があります。

ビタミンCはパプリカ、ケールやアセロラ、イチゴに多く含まれる身近な栄養素です。

17型コラーゲンが壊れると活性酸素が発生し、その度にビタミンCが消費されます。 ビタミンCには酸化を防ぐ作用があるため、摂取によりコラーゲンの破壊を防ぐことができるのです。

ビタミンCはストレスや喫煙によって活性酸素は増えやすくなるので、積極的に摂取したいところです。

ビタミンCも、コラーゲンと同じく食事やサプリメントで摂取するのは可能ですが、できるだけ直接頭皮に塗布しが方がいいでしょう。

また、育毛剤を使ったとしても、皮膚にあるバリアによって浸透しにくい場合があり効果を十分に得られない場合もあります。

育毛剤より効果的に成分を取り入れたい場合は、AGAクリニックや皮膚科で受けられる育毛メソテラピーを受けるのがおすすめです。

育毛メソテラピーは、薬剤を頭皮に直接注入する治療です。 注入する薬剤はミノキシジルやプラセンタが一般的ですがコラーゲンやビタミンCも注射できます。

気軽に行うのであれば育毛剤が適していますが、育毛メソテラピーを受けるという方法もあります。

まとめ

・コラーゲンの中でも薄毛に関わるのは17型コラーゲン

・DNAの損傷により17型コラーゲンが消費される

・抜け毛、白髪、頭皮の固さなどがコラーゲンの減少が原因だと考えられる

・コラーゲンペプチドとビタミンCを併せて摂取するのが効果的

・成分は経口摂取より育毛剤、もしくは育毛メソテラピーで直接塗布する方が効率的である

コラーゲンの減少は薄毛の原因の一つです。 今まで男性ホルモン対策や頭皮を清潔に保つなどの対策を行ってきた方は、これからコラーゲンに着目した育毛ケアもおすすめです。

毛包が縮小すると、そこから毛が生えなくなってしまいます。 コラーゲン、ビタミンCを積極的に摂取して効果的な薄毛対策を始めましょう。

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