海外製の治療薬もこれで安心 薄毛にまつわる英語のいろいろ

海外製の治療薬もこれで安心 薄毛にまつわる英語のいろいろ

薄毛、ハゲ、抜け毛…。髪の毛のボリュームに悩んでいる方にとっては目をそむけたくなるような言葉かもしれませんが、これらの言葉は英語で何というのか、考えたことはありませんか?薄毛治療薬や育毛剤の中には海外製のものも多く、中にはパッケージや説明書が英語で表記されているものがあります。いざ使う段階になって何を書いているのか全く分からない…などということにならないよう、薄毛にまつわる英単語について詳しくチェックしていきましょう。

薄毛に関連する英語について知りたい!

薄毛に悩む人は、日本人に限りません。海外にも薄毛に悩む人は多く、日本の「薄毛」や「抜け毛」に相当する英語も、きちんと存在します。ここではまず、薄毛にまつわる英単語の中でも特に基本的な部分について、チェックしていくことにしましょう。

「薄毛」は英語で「thining hair」

「薄毛」は、英語で「thining hair」と表記します。「thining」には「間引き」という意味があり、thining hairを直訳すると、間引きされた髪の毛、という意味になります。深く考えると少々悲しくなってきますが、thining hairとは間引きされたようにスカスカな髪の毛、つまり、薄毛ということになるのです。 ちなみにハゲは英語で、「baldness」と表記します。

「抜け毛」は英語で「falling hair」

薄毛が進行する過程で増える抜け毛ですが、英語ではこの言葉を「falling hair」と表記します。「falling」には「落ちる」という意味がありますので、falling hairで、髪の毛が抜け落ちる、つまり、抜け毛という意味になるのです。 抜け毛は他に、「hair loss」と表記することもあります。

「育毛」は英語で「hair growth」

髪の毛を育てるという意味で使う「育毛」という言葉は、英語で表記すると「hair growth」となります。「growth」には「育てる」という意味があるため、hair(髪の毛)をgrowth(育てる)で、育毛という意味になるのですね。 ちなみに日本では「育毛」と「発毛」という言葉を使い分けるのが一般的ですが、英語ではどちらも、hair growthと表記されます。

発毛剤・育毛剤の英語表記は?

発毛剤は、英語で「hair grower」と表記します。また、発毛育毛剤は「hair growth hair restorer」と、発毛及び育毛剤は「hair growing and restoring agent」と表記します。 発毛剤や育毛剤の種類によって表記は異なりますが、どのタイプのものにも発毛を意味する英単語が使われているようです。

海外製の育毛剤や薄毛治療薬を使う前に知っておきたい英語

薄毛を改善するために使う育毛剤や治療薬の中には、海外で生産・販売されているものも沢山あります。そして、海外製の育毛剤や治療薬の中には、パッケージだけでなく説明書まで英語で書かれているものが少なくありません。 説明書の内容について理解しないまま海外製の薬を飲むのはリスクが高すぎますので、ここからは、育毛剤や薄毛治療薬によく使われる英単語について見ていきましょう。

男性型脱毛症は英語で「Androgenetic Alopecia」

「AGA」と呼ばれることも多い男性型脱毛症ですが、これを英語で表記すると、「Androgenetic Alopecia」となります。日本でも1,000万人以上の人が悩まされているという男性型脱毛症は中高年男性に多い症状だというのがこれまでの常識でしたが、最近は20代の男性や女性にもAGAの症状がみられるようになっています。

テストステロンは英語で「testosterone」

男性型脱毛症(AGA)は、テストステロンという男性ホルモンに対して、5-αリダクターゼという酵素が作用し、これをジヒドロテストステロンというホルモンに変換してしまうことによって発症します。この一連のメカニズムに出てくる単語を英語で表記すると、以下のようになります。

・テストステロン…testosterone
・5-αリダクターゼ…5α-reductase
・ジヒドロテストステロン…Dihydrotestosterone

プロペシアは英語で「propecia」

男性型脱毛症の治療に使われる「プロペシア」という薬は、英語で「propecia」と表記します。この薬には、テストステロンをジヒドロテストステロンに変換する酵素(5-αリダクターゼ)に作用し、その働きを阻害する効果があるのです。 プロペシアと同様の効果が期待できるものに「フィナステリド」という薬もあり、こちらは英語で「finasteride」と表記されています。

ミノキシジルは英語で「minoxidil」

ミノキシジルは本来、高血圧の治療薬として開発されたものです。ただその薬の副作用に「発毛効果」があることが判明したため、近年は発毛を促進するための薬として使われることが多くなっています。 このミノキシジルを英語で表記すると、「minoxidil」となります。

副作用は英語で「reaction」

海外製の育毛剤や治療薬を使う上で最も気になることはやはり、「どんな副作用があるのか」ということではないでしょうか。たとえ髪の毛がフサフサになったとしても、薬を使ううちに健康が蝕まれてしまうのでは意味がありません。 副作用を英語で表記すると、「reaction」となります。また、「a side effect」と表記されることもあります。 そして薄毛治療薬や育毛剤に多い副作用には以下のような症状があります。

・性欲減退…loss of libido
・勃起不全…weak erection of the penis
・食欲不振…loss of appetite
・全身倦怠感…general malaise
・粘膜や皮膚が黄色くなる…yellowness in the conjunctive or skin
・肝機能障害…hepatic dysfunction

副作用の可能性については特に気をつけなければならない部分ですので、説明書に記載されている言葉で意味が分からないものがある場合は、必ず調べておくことをおすすめします。

説明書が英語表記の薄毛治療薬を使うときの注意点

海外製の育毛剤や薄毛治療薬を使用するときは、以下のような点に注意しましょう。

わからないことがある場合は問い合わせる

薄毛に関する英単語をある程度マスターしていても、説明書を読みこんでいくとわからない言葉が沢山でてくることがあります。そういった場合はわからないまま放置したり、自己判断をしたりせず、処方してくれたクリニックや販売元などに確認しましょう。 薄毛治療薬の中には勃起不全や肝機能障害など、かなり深刻な副作用が出る可能性があるものも存在しますので、副作用などについてよく確認し、納得したうえでこれを使うことが大切です。

用法・用量を守り、正しく使用する

薄毛の治療薬は、決められた用法・用量で正しく使用することが大切です。沢山使えばそれだけ高い効果が得られる、というものではありませんので、説明書の指示に従い、正しく使用しましょう。

個人輸入をする場合は安全性などに注意する

育毛剤や薄毛治療薬は、長期間にわたり使い続けなければなりません。そのため薄毛に悩む方の中には、金銭的負担を軽減するために個人輸入代行サービスなどを利用する方がいます。 しかし、個人輸入などによって薄毛治療薬を購入するのは、おすすめできません。確かに個人輸入には、クリニックなどで処方される薬を安く購入できたり、インターネットなどで手軽に薬を入手できたり、といったメリットがあります。 しかし、中には偽物を販売していたり、健康に害のある薬が販売されていたり、輸入の過程において税関で没収されてしまったり…というようにデメリットも沢山存在するのです。 わからないことがある場合はすぐに質問・相談することができる、という点においても、薄毛治療薬は医療機関で処方してもらったほうが安心できるでしょう。

薄毛にまつわる英語をマスターして安全な育毛ライフを

薄毛は万国共通の悩みであり、薄毛にまつわる英単語も沢山存在します。

・薄毛は英語でthining hair、育毛は英語でhair growthと表記する
・海外製の育毛剤や薄毛治療薬は、説明書の内容を理解してから使うことが大切
・個人輸入をする際は、安全面に十分配慮する

薄毛にまつわる英単語は、意外と沢山あります。ここで紹介した英単語について知っておくと、英語で書かれた薄毛治療薬の説明書をある程度スムーズに読むことができるかもしれません。

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