本気で育毛したい人必読!あなたが飲み薬を服用すべき理由

プロペシア、ミノキシジルタブレット等々、クリニックを受診すると、育毛できる飲み薬を処方してもらうことができます。これらの育毛できる飲み薬にはどのような効果が期待できるのでしょうか?また、注意すべき副作用は存在しているのでしょうか?今回はこのような疑問についてお答えしていきます。

育毛できる飲み薬と市販の育毛剤の違いって?

まず、育毛できる飲み薬と市販の育毛剤の違いについて説明します。育毛できる飲み薬は新しく髪の毛を生やすことを目的として開発された薬になります。これに対して、市販の育毛剤は現在生えている髪の毛を育てることを目的としているという違いがあります。

育毛できる飲み薬は、髪の毛が抜けてしまった毛穴に新しい毛根を作り出します。抜けてしまった髪の毛を再び復活させる効果を持つのが、育毛できる飲み薬です。これに対して、市販の育毛剤に期待できるのは、今ある髪の毛を丈夫に育てる効果です。薄毛が進行する人の髪の毛は、しばしば細く弱々しい状態になっています。このような髪の毛の状態を改善し、太くてコシのある抜けにくい髪の毛を育てるのが、市販の育毛剤です。髪の毛を増やすよりも、今ある髪の毛が抜けるのを防ぐという予防の働きを持つのが、市販の育毛剤です。

すでに、薄毛がかなり進行している人の場合、抜け毛を防いでも、新しい髪の毛を増やさなければ薄毛は改善できません。そのため、市販の育毛剤よりも、育毛できる飲み薬を使って髪の毛を増やしていく必要があります。

 

育毛できる飲み薬にはどんな種類があるのか?その効果は?

育毛できる飲み薬には、大きく分けて下記の4つの種類があります。

・プロペシア
・ザガーロ
・ファイザー
・ミノキシジルタブレット

ここからはそれぞれの飲み薬の働きについて見ていきます。

プロペシアの効果とは?

育毛できる飲み薬の代表的存在がプロペシアです。このプロペシア、フィナステリドという成分で作られています。フィナステリドには、5αリダクターゼという物質を抑制する働きがあります。男性が薄毛になる場合、その原因として考えられるのがAGAです。

AGAは5αリダクターゼ酵素と男性ホルモンのテストステロンが結合し、生み出されたDHTがその引き金になります。DHTには、毛乳頭細胞の男性ホルモンレセプターという部位と結合する性質があります。毛乳頭細胞は髪の毛を作る毛母細胞に育毛指令を出す働きをしている細胞です。

毛乳頭細胞とDHTが結合すると、毛乳頭細胞から毛母細胞に「髪の毛を作る働きを止めろ!」という指令が送られ始めます。これによって、髪の毛を作る細胞の働きが弱まっていくことが、AGAの引き金です。フィナステリドには5αリダクターゼ酵素を抑制することによって、AGAの原因物質であるDHTが生成されるのを防ぐ力があります。

このプロペシアの薄毛改善効果は非常に優れたものがあります。実験によると、プロペシアを投与した人の58%に1年で優れた薄毛改善効果が出ました。また、3年継続して投与を続けた場合、頭頂部の薄毛で72%、前頭部の薄毛で78%の人に薄毛症状の改善が見られました。なお、薄毛が進行しなかった人も含めると、およそ98%の人に効果を発揮したと報告されています。

 

ザガーロの効果とは?

ザガーロはプロペシアと同じ前立腺肥大症の治療薬として、イギリスのグラクソ・スミソクライン株式会社が製造・販売しています。

同じ前立腺肥大症の治療薬として開発されたということで、プロペシアと似た部分もたくさんあります。ただ、プロペシアがフィナステリドの主成分であるのに対して、ザガーロはデュタステリドが主成分であるという違いがあります。

フィナステリドもデュタステリドも、5αリダクターゼ酵素を抑制する働きがあります。ただ、おさえておきたいのは、5αリダクターゼ酵素には2つの種類があるということ。この2つのタイプはそれぞれ、Ⅰ型5αリダクターゼ酵素とⅡ型5αリダクターゼ酵素と呼ばれています。そして、Ⅰ型は側頭部と後頭部の皮脂腺に、Ⅱ型は前立腺と前頭部から頭頂部の毛乳頭細胞に存在するという違いがあります。

フィナステリドには、Ⅱ型5αリダクターゼ酵素を抑制する力しかありません。これに対してデュタステリドはⅠ型及びⅡ型の両方を抑制する力を持っています。

2つの5αリダクターゼ酵素を抑制するため、フィナステリドよりもデュタステリドの方が発毛効果は高くなります。ザガーロとプロペシアの比較実験では、ザガーロが1.6倍髪の毛の本数が増加させ、1.45倍髪の毛を太くしました。

 

プロペシアのジェネリックの効果とは?

2015年にファイザーが厚生労働省から製造販売承認を得たプロペシアのジェネリック医薬品。その名の通りファイザー株式会社が製造している薬になります。種類としては、「フィナステリド錠0.2mg(ファイザー)」、「フィナステリド錠1mg(ファイザー)」があります。

効果や副作用などはプロペシアとほとんど同じです。ジェネリックということもあり、クリニックなどで処方を受ける場合、プロペシアよりもその薬価は安くなります。ただ全く同じではないので、プロペシアとは効きが違うと感じる方もいるかもしれません。

 

ミノキシジルタブレットの効果とは?

ミノキシジルには錠剤タイプのミノキシジルタブレットとリキッドタイプのミノキシジル外用薬があります。ミノキシジルタブレットもミノキシジルリキッドも、血管を広げて血行を促進する効果と毛母細胞を活性化する効果を持ちます。

ただ、ミノキシジルタブレットとミノキシジルリキッドを比較すると、ミノキシジルタブレットの方がその効果はより高くなります。ただし、後述する副作用も、ミノキシジルタブレットの方がより重くなるという弊害もあります。

育毛できる飲み薬を服用する人が、知っておくべき副作用

薄毛改善に効果を発揮する育毛できる飲み薬ですが、その反面さまざまな副作用も報告されています。ここからは育毛できる飲み薬に報告されている副作用について紹介します。

プロペシアの注意すべき副作用とは?

プロペシアにはその副作用として「性機能障害」が報告されています。1年間の臨床試験を行った結果、1.1%の人に性欲減退、0.7%の人にEDの症状が出たと報告されています。また、射精障害や精子量の減少といった副作用が出るケースもあります。

プロペシアが働きを阻害する2型5αリダクターゼ酵素は、性器周辺にもたくさん存在し、性機能に関係する働きをしています。プロペシアは頭皮の2型5αリダクターゼ酵素だけでなく、性器周辺の2型5αリダクターゼ酵素も抑制してしまいます。これがプロペシアを利用することで、性機能障害の副作用が発生する理由です。ただ副作用が出る人は全体の1%程度です。そのため、そこまで神経質に心配する必要はありません。

また、性機能障害と比較すると発生頻度は非常に低いものの、まれに肝機能障害が発生することもあります。これはプロペシアの成分が肝臓で代謝されることによって、肝臓に負担をかけるためです。食欲不振・倦怠感・皮膚や粘膜が黄色っぽくなるというのは肝機能の代表的な自覚症状です。これらの症状が出た場合、即刻プロペシアの服用を停止して、医師の診察を受けることをおすすめします。

ザガーロの注意すべき副作用とは?

ザガーロの副作用はプロペシアと似ています。具体的にはED・性欲減退・精子量減少といった副作用が報告されています。なお、副作用の発生確率については下記の通りです。

ED:約4.3%
性欲減退:約3.9%
精子量減少:約1.3%

ちなみに、ザガーロを投与した被験者全体でみると、副作用が発生した人の比率は16.7%となっています。プロペシアは被験者全体の5.0%しか副作用が発生しませんでした。そのため、ザガーロの方がプロペシアよりも副作用が発生する可能性は高いことが分かります。

プロペシアのジェネリックの注意すべき副作用とは?

フィナステリド錠(ファイザー)はプロペシアのジェネリックになります。そのため、ED・性欲減退・精子量減少といったプロペシアと同じ副作用があります。ジェネリックは全く同じ薬ではないので、プロペシアのほうが効果を感じる方もいるかもしれません。

ミノキシジルタブレットの注意すべき副作用とは?

ミノキシジルタブレットはもともと高血圧の患者のための降圧剤として使われていました。そのため、服用することで、血圧が低下することは避けられません。なお、血圧低下に伴い、頭痛・めまい・動悸といった副作用の症状が出ることがあります。また、体の血の巡りが良くなることにより、顔が赤くなるといった変化が出ることも報告されています。

これもチェック!育毛できる飲み薬の副作用以外の注意点

育毛できる飲み薬が持つさまざまな副作用があります。ただ、育毛できる飲み薬には副作用以外にも気を付ける必要があることがあります。その注意事項について、これから述べていきます。

女性と未成年が育毛できる飲み薬を服用してはいけない理由

まず、プロペシア・ザガーロ・ファイザー、この3つの薬を女性が服用するのは絶対禁止です。その理由は妊娠している女性が服用した場合、男性胎児の生殖器官の正常な発達に悪影響を及ぼす可能性があるため。

なお、ミノキシジルタブレットについては女性でも服用できます。しかし、女性の薄毛は男性よりも軽度な場合が多く、ミノキシジルタブレットを服用しなくても、改善するケースが多く見られます。加えて、ミノキシジルタブレットを服用することで体毛が濃くなる可能性などを考えると、安易に女性におすすめはできません。

また、育毛できる飲み薬に共通して言えることですが、これらの薬は思春期以降に症状が現れるAGAの治療を目的としています。そのため、思春期の未成年が服用することは想定していません。成人では問題無く服用できても、未成年が服用した場合、どのような副作用が発生するかは不明です。

したがって、未成年が育毛できる飲み薬を服用するのは止めましょう。

個人輸入は、どうしておすすめできないのか

プロペシアなどの育毛できる飲み薬の価格は決して安くはありません。そのため、人によっては個人で発展途上国などからプロペシアなどを輸入する個人輸入という手段に興味を持つかもしれません。個人輸入でプロペシアなどの薬を購入すると、非常に安くつくことが多いです。

しかし、個人輸入で購入するプロペシアなどの医薬品は、国が安全性の確認を行っていないため、品質に問題がある場合があります。また、普段飲んでいる薬がある場合でも、プロペシアと併用する場合の安全性を医師が確認していません。そのため、ひどい副作用が生じる危険性もあります。

そのようなリスクを考えると、個人輸入でプロペシアなどの育毛できる飲み薬を購入するのはあまりおすすめできません。

ご紹介、育毛効果が期待できる飲み薬の組み合わせ

育毛効果を持つ飲み薬を組み合わせる場合、その典型例がプロペシアとミノキシジルタブレットの組み合わせです。

プロペシアにはDHTの生成を抑えて、AGAによる薄毛の進行を抑制する力があります。これに対してミノキシジルタブレットには、血行を促進し、毛母細胞の働きを活性化することで、髪の毛を生やす力があります。この2つの薬はその性質の違いから、守りのプロペシアと攻めのミノキシジルタブレットと称させることもあります。

プロペシアで抜け毛を減らしながら、ミノキシジルタブレットで髪の毛を増やす、この育毛対策の形は非常に理想的です。ちなみに、髪の毛が増えてきたら、ミノキシジルタブレットの服用を止めて、プロペシアのみの服用に切り替えても良いでしょう。副作用のあるミノキシジルタブレットを飲み続けるのはリスクもあります。そのため、ある程度薄毛が改善した段階でプロペシアのみの服用に切り替えるケースがクリニックではよく見られます。

ただ、薄毛を改善して髪の毛を増やす段階ではプロペシアとミノキシジルタブレットを併用するのが非常に効果的です。

 

まとめ

今回の記事では育毛できる飲み薬の効果と副作用を見てきました。育毛できる飲み薬には次のような効果が期待できます。

・プロペシア・ファイザー・ザガーロは5αリダクターゼ酵素を抑制する
・ミノキシジルタブレットは血行を促進し、毛母細胞の働きを高める

このような優れた効果を持つ反面、育毛できる飲み薬には次のような副作用も報告されています。

・プロペシア・ファイザー・ザガーロはED・精力減退・精子量減少といった副作用
・ミノキシジルタブレットには血圧低下に伴うめまい・頭痛・動悸や体毛が濃くなるといった副作用

育毛できる飲み薬に興味があるなら、まずこのような効果と副作用があることをおさえておきましょう。その上で、薄毛治療を行っているクリニックに相談に行ってみることをおすすめします。

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