薄毛・ハゲ隠しに使える増毛パウダー(粉)って?

薄毛を隠す方法として、帽子やかつらをかぶることなどがありますが、増毛パウダーを使うとより自然に隠せます。そんな増毛パウダーの仕組みや使い方、選びのコツなどをご紹介します。

薄毛隠しのパウダー、粉は効果ある?

薄毛が気になりだしたら何らかの対策をするかと思いますが、生えてくるまでは極力隠しておきたいですよね。

少しでも薄毛を隠したいときに役立つのが、増毛パウダーです。

テレビCMやチラシなどで宣伝していることも多く、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

増毛パウダーは「ハゲのふりかけ」などと呼ばれることもあり、簡単に薄毛を隠せると訴求されています。

また、ビフォーアフターで自然にカモフラージュできている様子をアピールしている商品なども多く見られます。

簡単そうなことと、ガラッと印象を変えるのではなく自然に薄さを隠せることが、増毛パウダーの特徴だといえます。

髪が薄くなり地肌が透けていたり、少し後退していたりする状態なら、増毛パウダーたけでボリュームアップしたように見せることが可能です。

ただし、この増毛パウダーは「増毛」といっても、髪の毛の本数を増やしたり太くしたりするわけではありません。

つまり、育毛効果があるのではなく人工的に増えたようにかさ増しするのが目的のアイテムなのです。

増毛パウダーは床屋や美容室、ドラッグストア、通販サイトなど色々な場所で入手できるので、使いたいと思ったらすぐに試せます。

薄毛隠しに期待できそうな増毛パウダーですが、一体どのような仕組みで薄毛をカバーしてくれるのでしょうか?

薄毛用増毛パウダーの仕組み

増毛パウダーを使った増毛は、地毛を増やすのではなく地毛に繊維や粉を付着させて人工的に増えたように見せる方法です。

髪の本数が少なくなるだけではなく細くなることで薄毛の印象は強まります。

増毛パウダーは0.5mmほどの微粒子の粉や繊維が静電気で髪や頭皮に付着するように設計されています。

塗布することで髪1本1本が太くなり、地肌が隠れて全体的にボリュームアップしたように見せられるのです。

メーカーによってはパウダーの繊維の形をバラバラにしたり凹凸を付けた形状にしたりして、髪に絡まりやすくしている商品もあります。

一方、粉を均一な形で細かくして、初めてでも使いやすいよう満遍なく塗りやすいようにしている商品もあります。

増毛パウダーの素材には、人毛を再現した合成繊維や炭や植物由来の繊維を使っています。

増毛パウダーは、ヘアサロンの増毛と比較されることがあります。

ヘアサロンの増毛は、毛根に毛を編み込んで本数単位で増毛する方法で、髪が伸びるたびにメンテンナンスが必要です。

増毛パウダーはプロが行う増毛の施術を簡易的に、セルフでできるようにした商品でもあります。

使い方も簡単で時間もかからないので、朝のセット時や外出前などの忙しい時でも気軽に薄毛隠しができます。

増毛パウダーは、使用後はシャンプーで簡単に落とせるので毎日気軽に使うのにおすすめです。

薄毛用増毛パウダーの使い方

増毛パウダーは洗髪後の清潔な状態の髪に使うのが一般的です。

粉が散らばることがあるので、洗面所などで首周りにタオルを置くと服を汚さず使えます。

まず、髪を乾かして毛の流れを整えてセットした状態にします。

その後、つむじ、分け目、生え際など、薄さが目立つところに塗布していきます。

つむじの広い範囲に塗布する際は、つむじを中心に円を描くように塗布するのがコツです。

地毛が細くボリュームが不足している部分は毛の流れに沿って塗布しましょう。

容器は、傾けて振りかけるタイプ、パフになっていてポンポンと付けるタイプ、スプレータイプなど複数のタイプがあります。

振りかけるタイプよりパフタイプ、スプレータイプの方がピンポイントで塗布できるので散らかりにくいという違いがあります。

初めて使う際は、使いすぎと髪色との色合いの違いで不自然になるのを避けるため鏡を見ながら使いましょう。

塗布したい場所が決まったら、容器から適量をダマにならないように少しずつ地毛に塗布します。

一気に塗布するとムラがあり不自然な仕上がりになってしまうので少しずつ加減を見ながら使いましょう。

また、全く毛がない地肌部分に付着させると不自然に見えてしまうこともあります。
頭皮が露出してしまっている部分は、産毛が確認できる箇所から使ってみましょう。

使用後にスプレーで固めたり、ドライヤーで乾燥させたりすると落ちにくく長持ちしやすくなります。

最後に、軽く触ってなでつけて繊維がつかないかどうかチェックし、髪に定着したかどうか見極めましょう。

増毛パウダーを育毛剤と併用する際は、先に育毛剤を付けてドライヤーで乾かしてから使いましょう。

自然素材や頭皮に優しい素材を使っている増毛パウダーであっても、使用したその日のうちに落とすようにしてください。

落とす際は特にクレンジングや薬剤を使ったりする必要はありません。
ほとんどの増毛パウダーが普段のシャンプーで落とせるようになっています。

落とすために洗浄力の強いシャンプーを使うという意見もありますが、あまりおすすめできません。
洗浄力が強いシャンプーは皮脂を取りすぎてしまい頭皮のバリア機能を壊す恐れがあります。

増毛パウダーをつけた日の洗髪は普段と同じシャンプーで、パウダーが流れ落ちるまでゆすぎを十分にする方が頭皮には優しいのです。

薄毛用増毛パウダーの効果

増毛パウダーは地毛を成長させるのではなく、増えたように見せるアイテムです。

薄毛を根本から改善するための治療薬や育毛剤とは違い、自分の毛を増やす目的で使うものではありません。

増毛パウダーは地毛に付着させるので、かつらやウィッグよりも自然で、さりげなく増えたように見えるという特徴があります。

そして特に、薄毛の初期段階の方が上手に隠せます。

髪のボリュームが減ってスタイリングがしにくくなった、髪が立ち上がりにくくなったと感じているような方にとっては使いやすいでしょう。

どちらかというとかなり進行している方より、抜け毛が増えてきて、他人の視線が気になるようになった状態の方向けともいえます。

ちょっとした毛量の変化に抵抗がある方でも、少量ずつの使用なら精神的な負担も少なくなります。

そして、増毛パウダーは薄毛の症状の中でも、部分的に脱毛してしまう円形脱毛症の薄毛隠しに効果を発揮します。

円形脱毛症は男性ホルモンが原因で発症するAGAとは違い、免疫疾患の異常が原因で発症する脱毛症です。

そのため、一般的な育毛剤やAGA治療薬では治療がしにくいといわれています。

また、クリニックでの専門的な治療や体質改善など限られた治療法しかないうえ、強いストレスに気をつけなくてはならないデリケートな疾患です。

10円ハゲとも呼ばれる円形脱毛症は、頭部全体ではなく一部が円形に脱毛してしまうので増毛パウダーで簡単に隠せます。

少し毛流れを変えて増毛パウダーでハゲている部分を隠せば自然とカモフラージュでき、精神的な負担を減らせます。

増毛パウダーなら、クリニックやサロンに通う必要がなく、誰にもバレずに短時間で自然とボリュームアップできるのです。

そして、自分にあった商品を正しく使えば、近くで見られても気づかれないくらいに自然とボリュームアップしたように見えます。

毛量が増えると若々しくて活発なイメージを与えられるので、日常生活にも張り合いが出ることでしょう。

薄毛用パウダーのメリット、デメリット

増毛パウダーは一瞬で髪が増えたように見えるので手軽で簡単に印象を変えられる便利なアイテムです。
もあります。

ですが、いいことだけではなく、かつら・ウィッグと同様バレたり取れたりしてしまうリスクもあります。

増毛パウダーのメリット、デメリットとは一体何なのでしょうか?

薄毛用増毛パウダーのメリット

増毛パウダーのメリットは何といっても、いつでも手軽に使えることです。
特に、朝のヘアセット時の数秒間で使うなど時間をかけない使い方ができます。

少しずつ自分の感覚で毛量を調整できるのも増毛パウダーならではの特徴です。
例えば、かつらやウィッグだと一気に量が増えて不自然になることもしばしあります。
また、ヘアサロンで行われている増毛は、地毛に人工毛や人毛を編み込んで結び付けたり、もともと毛が植えられたネットをかぶせたりするので、手間や時間がかかります。
それに対し増毛パウダーは自分のペースで少量ずつ付けられ、こめかみ部分だけ、円形脱毛部分だけ、のようにちょっとしたハゲも隠すことができます。

一時的な解決策にはなりますが、経済的に負担が少なく毛が増えたように見せられるのもメリットの一つです。
ヘアサロンでの増毛は、毛の本数単位や増毛する範囲によって金額が決まります。
1,000本以上増毛しないと見た目の変化はあまりないため、一度に数万円~数十万円かかるのが一般的です。
さらにヘアサロンでの増毛の場合、増毛した毛は動かせないため、毎月メンテナンスが必要になります。
一度増毛して終わりではなく、毎月数万円の維持費やサロンへの入会費などがかかるのです。

また、ハゲている部分に髪を移植する植毛は、初期費用が100万円近くかかる場合もあり、大きな金額が必要な方法です。
その点、増毛パウダーはドラッグストアや通販サイトで1,000円程度で購入でき、使う量を調整すれば数ヶ月持たせることもできます。
商品によっては詰替え用や、通販サイトでの定期購入など安く買える方法があるので、費用は比較的小なくて済みます。

薄毛用増毛パウダーのデメリット

増毛パウダーは便利ですが、バレるリスクや見た目の印象で失敗するなどのデメリットがあります。

つむじ全体の地肌が見えてしまっている場合やあまりにも脱毛している範囲が大きい場合は、増毛パウダーを使っていることがバレやすくなります。

増毛パウダーは髪の毛に付着しやすい粉や繊維を使っているメーカーが多いですが、商品によっては落ちやすいこともあります。

服に増毛パウダーの粉がつくリスクや、水や風に弱いと付けたときより毛量が少なくなってしまうこともあります。

初めて増毛パウダーを使う際は、天候が悪い日や激しい運動をするときなどに心配になるかもしれません。

増毛パウダーを付けた後はブラシで溶かしたりタオルでこすったりすると落ちてしまうので不便な一面もあります。

帽子や車のヘッドレストなどに付いて汚れてしまうこともあります。

また、自分の髪質や髪色に合う商品でないと浮いたように見えてしまうこともあります。

例えば、ヘアサロンでの増毛やかつら・ウィッグの制作の際は、専門スタッフがカウンセリングして最適なものを選んでもらえます。

しかし、増毛パウダーの場合、セルフで気軽な反面チェックしてくれる人がいないので自分の感覚に頼らざるを得ません。

これ以外に、頭皮の健康面についてもデメリットがあります。

増毛パウダーを付けているということは、髪や頭皮に常に化学素材が触れていることになります。
肌に合わないとかぶれたり赤みが出たりといった頭皮トラブルが起こる場合があります。

育毛剤など、皮膚に直接塗布するもの全般にいえることではありますが、増毛パウダーも肌に合うかどうかのチェックが必要です。

肌が弱くて不安なら、まずは腕の内側など目立たないところでかぶれないかテストをしてみましょう。

薄毛隠しに効果的な増毛パウダーの選び方

増毛パウダーは全体的に一気に髪を増やすアイテムではないので自然さがカギになります。

増毛パウダーを選ぶ際には、地毛と比べて違和感がないかどうか、続けやすいかどうかなどいくつか気をつけた方がいいことがあります。

いかにも自然と髪が豊かになったかのように見せるためにも、どの商品を使うのか慎重に選びましょう。

素材や質感で選ぶ

増毛パウダーに使われている素材が、仕上がりの自然さを分けます。

素材でいうと、特殊繊維を使っていて雨風に強いものなども人気があります。

落ちにくさを重視するなら、パウダーの原料が炭のものがおすすめです。

炭は孔が多く吸着力に優れており、髪に定着しやすい特徴があります。
そして撥水性があるので水に強く落ちにくいのです。

また、地毛と比べて違和感のないカラーの商品であるかどうかも重要です。

商品によっては黒だけではなく明るいブラウンや白髪用のグレーに近い色もあります。

単色使いではなく黒と明るいブラウンなどを2色使いして自然な雰囲気に見せる使い方もできます。

同じカラー名でも商品によって色合いが微妙に異なるので、納得するまでいくつか商品を試してもいいでしょう。

また、肌が荒れやすい方にはかぶれにくい植物素材の繊維や抗菌繊維を使った自然派がおすすめです。

自然素材の繊維は通気性がよく頭皮環境を考慮しながら使えますし、抗菌繊維なら頭皮トラブルの予防にも役立ちます。

コスパで選ぶ

増毛パウダーは育毛剤やAGA治療薬より比較的安い商品が多いです。

ですが、人前に出るときや仕事に行くときなど、使う頻度が多いものなのでコスパがいい商品がおすすめです。

また、一度増毛パウダーを使って髪が豊かな印象を持たれると、突然使うのを止めることで不自然な印象を与えることもあります。

だからこそ、続けやすさを重視して無理なく買える価格のものを選びましょう。

増毛パウダーにはディスカウントショップで販売されている安価な商品や輸入品などもあります。

しかし、安い商品は素材が地毛と違いすぎて目立ったり、つけた後に粉が落ちてしまったりなどの不具合が起こることもあります。

安ければいいというわけでもないので料金やコストパフォーマンスで選びましょう。

増毛パウダーの試供品などはあまり流通していないので使い心地を試すことは難しいです。

素材やつけ心地はいいのに髪色とカラーが合わない、というように選ぶのが難しいアイテムでもあります。

購入を検討している際は、通販サイトの口コミを参考にするといいでしょう。

少し値段が高いものには、パウダーに保湿成分や育毛成分が入っていて、付けると頭皮ケアもできる商品もあります。

自分の頭皮環境や増毛パウダーを使う目的などを考慮して納得できる値段のものを選びましょう。

まとめ

・増毛パウダーは人工や自然素材の繊維を静電気の力で付着させる仕組み
・増毛パウダーには振りかけるタイプ、パフタイプ、スプレータイプなどがある
・薄毛が進行し地肌が見えてしまっていると不自然な仕上がりになることがある
・自分の髪質に合った素材の商品や、毎日使うことを想定してコスパのいい商品を選ぶのがポイント

増毛パウダーは薄毛を隠すのに手軽で便利なアイテムです。
育毛剤やAGA治療薬を使っている方で、進行中の薄毛を隠すために使う場合が多いです。

粉を頭につけるというのは散らばったり気づかれたりするリスクもないわけではありません。
ですが、正しい使い方で塗布する量を守れば自然と毛量がアップした印象を与えられます。

自分の髪質に合い自然に見え、使い続けやすい増毛パウダーを選ぶようにしましょう。

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